とりあえず風呂行って来い、と、サンジの声が聞こえたので、
顔も見れないまま、体を流しに風呂にきた。
サンジはキッチンで待っている。
どういうことだ、と聞いてくるだろう。
何と説明したら言いのだ。
もう、きっと、話をすることも許されないかもしれない。
こんな時、上手にウソでもつけたらいいのだろうけど、
それも無理。だいたい、アノ状況でどんな言い訳が通用するというのだ。
「はぁ、、、、」
異常なのだ。オレは異常すぎる。
キッチンのシンクや調理道具に欲情しているなんてサンジが知ったら、、、
「終わりだな、、、蹴り殺されるな、、間違いなく」
ゾロは、体を清め、服を新しいのに着替え、
まるで、、、
処刑台へ向かうような気持ちでキッチンへ向かった。
「オナってたんだよな、、、多分。このキッチンで、、」
でも、射精してしまうのを躊躇して、便所にでも行こうとしていたのだろうなぁ、、
サンジはタバコを燻らせながら、さっきのゾロを思い出していた。
服越しといえども、野郎のチンポを無理矢理触らされるなんて、
身の毛もよだつ話だ。
ゾロじゃなかったらぶっ殺している。
しかも、サンジの手が二、三回上下しただけで、射精してしまうなんて。
きっちり服を着たまま、股間に染みを作るなんて、、、
皮が剥けたばかりの小僧みたいではないか。
信じられない。あの、ゾロが。
オレのことを好きだとはわかっていたが、
オカズにするほど、オレに欲情していたとは、本気で驚いた。
だが、大変な事態になる前に、キッチリとゾロには言っておかなければならない。
オレの「ケツ」は、命がけで守るぜ!ゾロ!!たとえお前でも、それだけは許さねぇ。
カチャ。
神妙な顔をしてゾロがキッチンに現れた。
覚悟が出来ているようで、落ち着いている。
「ゾロ、コッチに来い。座れ」
サンジはシンクを背に、アゴでイスを指す。
横柄な態度にも、ゾロは文句も言わずに大人しく座る。
裁きを待つようなゾロの顔。
いや、ここでほだされちゃいけねぇ。
サンジはつい、優しくなりそうな自分を叱咤して、
強気の発言を続ける。うっかり下手に出て、掘られるような事態になったら困る。
腕力ではかなわないのだから。
「お前、キッチンでオナニーしてたんだろ?」
いきなりの質問にも、ゾロはコクンと頷く。
「オレを想像してチンポ扱いていたのか?」
聞くほうのサンジも緊張してくる。なんちゅー質問だよ、と心で突っ込みながらも
それしか聞きようが無い。
しばらく黙っていたゾロが、真直ぐにサンジの顔を見て、静かに話し出した。
「触りたいと思った。お前、、、サンジに。でも、気持ち悪いだろうと思って、、」
つい、サンジのキッチンで、サンジが触った場所をなぞったり、
使っていた道具を触ったりして、、、、
歪んだ妄想に傾倒して行ったんだ。
「変態すぎて自分でも怖かった」
ゾロがとうとう目をそらして俯いてしまった。
聞いていたサンジは動悸が激しくなっていて大変だ。
「お、、お前!オレの商売道具にチンポ擦りつけていたんじゃないだろうな!おいっ!」
サンジの怒鳴り声でビクリとゾロは顔を上げ、慌てて首を振った。
「してない!お前の大事な物を汚してはいない!それだけは信じてくれ!」
潤んだ目で見つめられ、サンジは胸をなでおろす。
そうだよな。射精すらキッチンではしてはいけないと思っていたから、
さっきだって、我慢していたのだろう。
それに、服だって乱れた様子はなかった。下着の中で勃起していただけか。
サンジは安心して、微笑んだ。
「そっか、、、それにしてもお前、キッチンフェチなのか?
鍋やフライ返しを見て、どうやったら勃起できるのかちょっと不思議だぜ、オレには」
いつもどうしている?
ムラムラ来た時、どうしてるんだ?
「どうしてる、、って、、、い、、言えない、、」
ゾロがどんどん小さくなっていく。
あらら、、、可愛いじゃねぇか。
ゾロが欲情してる時ってのを見てみたい。
サンジのイタズラ心に火がつく。
「言えない?お前、正直にオレの質問に答える義務があるんじゃないの?
ココはオレのキッチンだぜ?お前だって剣の道具を無断に使われたら
どう使われたのか知りたくなるだろうが!」
”剣の道具”という言葉にゾロが反応して顔をあげる。
目が潤んでいて恥ずかしいのか、情けないのか、泣きそうだ。
「今日だけじゃないんだろう?ココでオナるの。
やって見せろ。今ココで」
サンジもまた、自分の異常な興奮を止められなかった。
なんて事言い出すんだ、オレ!と突っ込みつつ、
ゾロのオナニーなんて、そうそう見れるもんじゃない。
興味津々ってだけだが、自分の優位をいい事に、もっともらしい理由をつけて
ゾロにほら、やれよ、と冷たく言い放つ。
どんな罵声もどんな屈辱も覚悟の上でキッチンに来たゾロ。
ギュッと目をつぶり、立ち上がった。
サンジの立つシンクに向かい、「ここに立ったりしてた」とゾロがつぶやく。
サンジが場所をあけ、
「それで?シンクにたって何をしてる?」
そう静かに問う。
ゾロは歯を食いしばってシンクを掴み、股間をシンクに押し付ける。
少しだけ上下に動かすと、シンクの引き出しの段差に、ちょうどゾロの玉袋の部分が
引っかかって、凄く気持ちいい。
一度気持ちよくなってしまえば、揺れる腰は止まらない。
「はっ、、ゾロ、、そんなヤラシイことしてんのか、毎日。シンク、気持ちいいのか?」
サンジはゾロから目が離せない。
あのゾロが、切ない顔をして、シンクに腰を押し付けている姿は
素っ裸を見るよりもエロい。
「も、わかっただろう、、、オレ、、異常なんだ。異常になっちまった」
ゾロが震える声でサンジを見た。
見られていると思うと、さらに気持ちいいのか、ゾロの股間はまたテントを張っている。
「いいや、まだわからねぇな。ほかにどんなことしてるよ、ゾロ」
知らず知らずにサンジの声もかすれている。
もっと見たい。ゾロの破廉恥な姿をもっと。
ゾロはテーブルの上のサンジのエプロンを撫で始める。
そしてテーブルの角に昂ぶったペニスをゴリゴリと押し付けている。
「っ、、サンジに、、、触りたかっただけだっ!、、ひっく、、お前に触りたいっ」
その羞恥に耐えられなかったゾロが赤い目でサンジを睨む。
欲情して、はぁはぁと喘ぎながら、開き直ってしまったゾロ。
サンジはゆっくりとゾロに近づき後ろから抱きしめた。
「偉いぞ、、ゾロ。キッチンでチンポを出さないで我慢するとはいい心がけだ」
耳元でピアスを揺らしながらサンジが低い声で言う。
「ふぁっ、、、」
顔をそらして喘ぐゾロに、サンジは追い討ちをかける。
「オレは男に触られて喜ぶ趣味はねぇんだよ、ゾロ。”触りたい”ってのは却下だ」
偉そうな口調とは裏腹に、サンジの手はゾロの下半身に伸びて
優しく、いやらしく、撫で始めた。
「あっ、、あっ、サンジ」
ピクピクとゾロのペニスはひくつき、ゾロは立っていられずに
そのまま崩れた。だが、サンジはそのままゾロのモノを弄ぶ。
「オレに触りたい、入れたい、は却下だが、、、」
俺が触る、入れるは、OKだぜ。ゾロ。
ゾロのうなじをねっとりと舐め、反り返ったゾロの唇を奪い、
両足を使って、ゾロのヒザの内側から大きく足を開かせる。
苦しいディープキスから解放されたゾロは、もう、朦朧としていて
サンジの服の上からの愛撫に、喘ぐしかない。
「あぁッ、、サンジッ、サンジッ、、、出ちまうっ!はやくキッチンから出ないと!」
バタバタと足をばたつかせ、必死にゾロは我慢している。
サンジはその仕草が可愛くてエロくて口角が上がる。
シャツの上から乳首をつまみ、射精を促すように、強めに股間を擦ってやる。
服は乱れぬまま、ジンワリと湿ってくる。せっかく着替えた服がまた濡れ始める。
「ほら、、ゾロ、、、はぁ、、お漏らししてみろ。オレの前で、、はっ」
「やぁっ、、、やだっ、、ひっ、、やだっ」
ゾロは首を振って堪えるが、サンジの手の動きに抗えない。
サンジの手に擦りつけるように腰が動き始め、足が痙攣し始めた。
「ゾロ、、、許すから、、ほら、、イケ」
「もう、、、替えのズボンない、、、」
二度目の風呂から帰ってきたゾロはアラバスタの黒い服を着てきた。
「あぁっ!!失敗!!その服でやればよかった!!ゾロ、、、もう一回、、」
「ざけんなっ!!!!」
サンジに散々、キッチンで弄られ、服の中でイカされて、
体を流しに風呂へ行けば、サンジが乱入してきて、「キッチンじゃないから」と、
直にペニスを握られ、扱かれ、擦られ、最後に舐められ、
またイって。
よたよたしながらやっと着替えて戻ってきたのだ。
窓を見ればうっすら明るくなってきている。
「で、サンジ、、、オレ、結局、お前に軽蔑されているのか?」
ゾロはチロリとサンジを見ながら言う。
「全然っ!、、、、でもキッチンの”調理道具を見て”勃起するのはダメだな。
オレのいるときにオレに勃起してオレの前で射精するなら
キッチンでイっても許すぜ?ん?」
サンジがニコニコしながらゾロを見る。
もう、サンジは楽しくてしょうがない。こんなにエロい人間が、こんなに身近にいたとは!
風呂場ではとうとうサンジも我慢が出来ずに、無理矢理ゾロに握らせて、発散してしまった。
女好きは絶対に譲れないが、こんなエロくて可愛いゾロに好かれているというのも
これまた楽しいものだ、、、、というより、、、嵌ってしまいそうだ。
ホモがキモイという気持ちは変わらない。
だって男同士だぜ?気色悪い!!断じて認められない!!
だが、、ゾロはなんだろう、、、あれは、獣だから良しとする。
プリンの好きな性別の無いケモノ。オレに懐いている魔獣だからいいのだっ。
サンジは赤い顔で口を尖らせているゾロの頭をグリグリと撫でる。
「ゾロ、、、こんどさ、、、、お前のケツ、、、、いや、ま、いいや」
ゾロの眉間にシワが寄る。
「ケツ!?ケツがなんだっ?」
いや、、、なんでもねぇ。
お勉強しなくちゃならねぇぞ!
男のケツに、入れるためには!?
サンジがぼわ~んと妄想していると、ゾロが心配そうに顔を覗き込んでくる。
「オレ、お前の事好きでもいいのか?」
変なところで心配性なゾロをサンジは優しく抱きしめた。
紳士的なその態度にゾロは安心して目をつぶったのだが、
サンジはしつこく思っていた。
この服で、お漏らしさせてみたいなぁ。キッチンでvv
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いや、これを書いたのはhiroですが、、寝ている間に妖精さんが加筆したんです。
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